こんな心配していませんか



 こんなに甘えん坊では…

家では甘えん坊で、人の手を借りなければ、何もできないし、いうこときかない。よその子に乱暴する。こんな子が親の手から離れて知らない人ばかりの中に入ったらどうなるかしら。
お母さん、そんな心配はいりません。お母さんのもとにいるから子どもは甘えるのです。集団生活の中に入って、自分でやらなければならなくなると案外できるものです。


 洋服の脱ぎ着

靴、洋服の脱ぎ着、手洗い、食事、用便、など入園までにできるにこしたことはありませんが、できないからといってむやみに心配することはありません。
それよりも、まず、子どもが身じたくをひとりでできるようにしているかどうかを考えてください。できないと、つい手が出てしまうものですが、ゆっくり時間をかけてやらせてみてはいかがでしょうか。お母さん方の心と時間のゆとりが必要です。



 家に帰っても何も話さないけど…

園から帰ってきた子に園での様子を聞く、話させる。
これはお母さんにとっても子どもにとっても大切なことですが、帰って来るなり「今日はなにしたの?」「何の歌をうたったの?」と連発しては逆に話をしたくなくなるのではないでしょうか。それより、おやつでも食べながら休息する時間を作ってみたらいかがでしょうか。そのうちに子どもは自分から話したくなります。その時に、園での様子を具体的に楽しく思い出せるような問いかけをしてみて下さい。
「先生はお母さんみたいにメガネかけてるの?」とか「幼稚園にはブランコはあるの?」とかいうように。そうすれば子どもも話しやすくなるのではないでしょうか。


 泣いているのではないかしら

家では甘えん坊で泣き虫でも、他人の中に入れば、一人前に行動ができますから安心して下さい。泣く子は朝の別れ際が大切です。
「いい?泣くんじゃないのよ。」「大丈夫ね。お母さん帰るわよ。」これでは子どもはますます泣きたくなります。「いってらしゃい。」とあっさり別れたほうが効果的です。
出がけにぐずる子に負けて休ませるのは考えものです。園に来てしまえば楽しく遊べるものです。


 入園にあたりお母さんの大切な心がけ

あれこれ心配される前に、まず、お子さんのありのままの姿を見つめて下さい。
はじめての集団生活を迎える子ども達は、期待と不安の入りまじった気持ちで、その日を待っています。
あまり、小さなことで叱ったりせずに、おおらかな気持ちで見守ってください。
子どもの入園はお母さんにとっても新しい出発の時だと思います。お母さんが不安な気持ちを持つと、たちまち、その不安が子どもに伝わります。不安な気持ちをおさえて、笑顔で「いってらっしゃい。」と見送って下さい。お母さん方の気持ちや心がまえの入れかえも大切となります。

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